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2013年3月の投稿

2013年3月20日 (水)

「草原の椅子」 宮本輝著

 10年以上も前に読みbook感動したので、家族にも勧めて読んでもらっておきながら、どうも内容をよく覚えていませんでしたcoldsweats02
 映画が2月23日に公開されると去年から知っていたので、もう一度読み返してみました。
 10年前は、著者がこの本にこめた日本はいったいどうなっているのかという怒りを共有したように思います。
 今回は50歳の主人公と親友が、生きる方向に迷い苦悩していることから、人は幾つになってもジタバタともがいているのだなぁ~と妙な安心感を得ました。
 やっぱり私ごときも、過去を引きずり、今も失敗を繰り返し、どうしていいかわからずにオタオタしているのも仕方ないのかなぁ~と。
 物語の最後に旅するのは、パキスタンの北の果て最後の桃源郷cherryblossomと呼ばれ、ヒマラヤの峰々を臨むフンザという町です。行ってみたいと思いました。(毎日新聞社1999年 幻冬舎文庫2001年)

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2013年3月16日 (土)

「ゆりちかへ ママからの伝言」 テレニン晃子著

 妊娠のすぐ後に自らの癌がみつかり、子どもと治療のどちらの過酷な選択を迫られて・・・医者が勧めない出産してから治療を始めることを選んだ彼女が、死期を早めたことはないと私は思います。    
 娘「ゆりあ」が育った時に読んでもらえるように手紙を書き、それを本にする夢と目標と意思とで、著者の免疫力がアップしたと思います。何より、その充実した生きている証の時間が大切だった考えます。
 将来の娘へ伝えたいその内容を読んでいると、彼女のこれまでの生き方そのものも伝わってきます。
 活字にする、本にするって実に大切なことだと思います。著者は、残された娘へ本を読んだ人が手紙を送ってくれることを望んで、本の出版を熱望し書き続けました。(書肆侃侃房2007年)

P1050305  

 テレビドラマを見て、この本を読もうと思いました。http://www.nagoyatv.com/yurichika/

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2013年3月11日 (月)

「これからを生きる君たちへ」 

 大震災のあった2011年3月は卒業式のシーズン。式を中止した高校、4月5日に皆がジャージ姿で式を行った釜石小学校、東大総長など、11の学校の校長先生のメッセージが載っている本です。
 あの日から2年目の今日、この本を取り出して、もう一度読み直ししてみようと思いました。
 東北の地に思いを寄せて、忘れられないあの日、あの地、あの人を目に浮かべ、私にできることを考える日にしたいです。(新潮社2011年)

釜石小学校校歌 井上ひさし作詞
http://www.youtube.com/watch?v=BFo6p90dJko

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