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2012年3月10日 (土)

南三陸町「語り部さん」 被災地応援ツアーその5

 震災から一年でテレビや新聞での報道や特集が増えていますね。先月被災地を訪ねた私は、『できる範囲で応援することは、他所の人のためとかでなく、自らのこと(たとえば原発の電気は東京で使っていた)』と考えています。できることの中に『伝えること』は大きいです。

 けれど、今もなお、心身の傷が癒えることなく、思い出すことすらしたくないという方もいらっしゃることを忘れられません。

 テレビで「津波の映像が流れますので、予めお知らせします」「不安を感じる方は視聴をお控えください」とコメントされるたび、PTSD(心的外傷後ストレス障害)を意識します。

 私たちのツアーのバスでは、「震災語り部さん」に現地の案内をして頂きました。震災前は観光ガイドをされていた方たちのなかには、体験を語ることはできないと仕事へ復帰していない方もいらっしゃると伺いました。

 南三陸町の鉄骨だけとなった防災対策庁舎は、ひとつのモニュメントとして残すという意見もありますが、見たくない、壊してほしいという悲しい辛い思いや「声なき声」も多くあると伝え聞いています。

 私の中にも、このブログに書き写真を公開することに迷いもあります。それでも私は、震災後に「自分は何ができるか」を考え、私が全く存じ上げなくても、ここへアクセスしてくださった方々と、共有できたものがあります。今日もアクセスありがとうございます。

Photo_2

2012年2月13日撮影 語り部さんは「バスを降りて写真を撮るのは結構です。でもポーズはとらないで下さい」と話されました。

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3.11大震災」カテゴリの記事

コメント

いつも「伝え」てくれてありがとうございます。
私はまだ被災地に行っていませんので、こうして伝えてくれる人がいてくれて本当にありがたいです。
いつか私も現地に行き、見たこと聞いたこと感じたことを伝える人になれるまで、これからもよろしくお願いします!

投稿: こごろう | 2012年3月11日 (日) 00時19分

こんにちは。コメントいただいたので、遊びに来ました。

色々思うことがある写真ですね。撮るのも勇気が居ると思います。

明日で1年。私も忘れないで、できることをしてはいるつもりですが、それがどれだけの力になるのか・・

でも、何もしないよりは絶対良い筈、と小さいことを実行してます。

また続きを拝見しに伺いますね!

投稿: ぷく | 2012年3月11日 (日) 00時22分

Lisaさん、こんにちは。
伝えるということは、とっても大切なことだと思っています。
私はLisaさんのブログから、被災地応援ツアーのことを知り、何らかの支援が出来ないかと考えるようになりました。
日常の慌ただしさに追われ、今できることは、精々東北のものを購入すること。
それ以外にできることを考えてみたいと思います。

投稿: ally | 2012年3月11日 (日) 11時04分

私達は人の心を含めた復興を助ける、地震に強い国を作る、地震国という日本の将来を考える…いろんな事を一度にバランス良く行わなければいけないですね。
私も悪意のない、特に前向きな地震に対する沢山の方の意見の発信はとても大切な事だと考えています。Lisaさんの活動も投稿も応援しています。

投稿: TakuTaku.com | 2012年3月11日 (日) 18時39分

被災された方、避難されている方を思うことが大事かと思います。
そして、この大震災が起きたことを、いつまでも伝えていくことも大切ではないでしょうか。

投稿: しゅうちゃん | 2012年3月11日 (日) 20時52分

ボランティアは、活動しても褒められない、活動しなくても咎められないのが基本です。それを踏まえたうえで、何かの役に立ちたいと思う人がたくさんいます。直接に現地へ向かう人もあったでしょうし、自分の居る場所で役に立つことを考えるのも良いでしょう。唯一思うことは、次代を担う子達から見られても、恥ずかしい大人には決してなることなく、誇れるべき大人になりましょうよ。

投稿: SIOUX | 2012年3月11日 (日) 22時17分

こんにちは。コメントありがとうございます。

南三陸にも行かれたのですね。
電柱が立ち電線が引かれ、仮設店舗が建ち始め、志津川の街でも少しずつ復興の足音が聞こえ始めて来ましたが、その周囲に広がる様子を見ると、まだまだ震災は終わっていない、と強く感じさせられますね。

投稿: yosizumi2009 | 2012年3月11日 (日) 23時44分

皆さま★コメントをありがとうございます。
この何日かテレビや新聞の特集を見て泣くこともありますが、現地の方の前では、涙を見せるなんて失礼だなぁ~と思う、悲しみを秘めながらの前向きな笑顔とエネルギーを頂きます。
復興が、ガレキを片づけ街をつくるだけでなく、傷ついた心を癒しながら進むことを願っています。

投稿: Lisa | 2012年3月12日 (月) 12時05分

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