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2009年9月28日 (月)

「官僚たちの夏」 城山三郎著

 TBSテレビ日曜劇場http://www.tbs.co.jp/kanryou09/でオンエアされていたドラマの原作を読んでみました。ドラマとはずいぶん違っていますが、1960年代、日本の高度経済成長を支えてきた通産省の官僚たちの熱意sunが伝わってくる、まるでノンフィクションのような小説です。

 確かにこうした人々の努力---官僚だけでなく民間の人も含めた粉骨砕身の働きがあったからこそ、日本は豊かになってきたと思います。ところが折りしも民主党が「脱官僚」を謳って選挙に圧勝、これまでの官僚主導から政治主導recycleに向けていくという時です。

 本書も、はじめは熱血な官僚たちが時代を動かしていくのですが、最後には官僚が提案する産業振興法に政治家や財界の賛同を得られず廃案となる話で終わります。pen今の時代を暗示していたのでしょうか?そもそも、この小説に女性官僚は登場せず、TBSのドラマでは吹石一恵が男性と一緒に働く女性として登場しています。そうでなければ受け入れられない時代に変わっているのでしょう。いずれにしても一票を投じているひとりとして、今後の政治を見ていかなくてと思います。chair(1975年新潮社・1980年新潮文庫)Photo

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