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2008年11月の投稿

2008年11月27日 (木)

「ばんや」 鋸南町保田漁協

 「お刺身と朝獲れ寿司」「かき揚げ丼」を食べるためだけ!に、わざわざ出かけました。その価値は十分あります。http://www.awa.or.jp/home/hota-gk/menu.htm Photo_23

伊勢海老のお刺身は、1890円(時価)でした。頭は味噌汁にしてくれます。Photo_6Photo_16 「さば漬け寿司」5貫350円 具が乗ってない?と思うと別にくるのです。

「イカのかき揚げ丼」800円 かき揚げが3枚ものっている!Photo_20           

Photo_22                                                            

                  Photo_13                       

鮑と金目鯛Photo_21

これ以上混んで待ち時間が長くなると困るから、本当は教えたくなかったなぁ・・・catface   

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2008年11月24日 (月)

「PLAYBOY 日本版」 集英社刊

 「論座」(朝日新聞) 「月刊現代」(講談社) の休刊という名の廃刊が相次ぐなかで、「月刊PLAYBOY 日本版」 も、2009年1月号を最後にすると発表された。2008年11月号と終刊前号12月号を、たぶん初めて買ってみた。印象は「PLAYBOYは硬派」だ。http://m-playboy.shueisha.co.jp/home.htm

 外国人の裸がいっぱい載っているけれど、特集も連載記事も硬い。筆者を見れば明らかで佐野眞一、北方健三、山本益博、池澤夏樹・・・終刊前号では、これまでのインタビュー傑作選前編。ジョン・レノン&オノ。ヨーコ、山口百恵、田中角栄、松田優作など、今では肉声を聞くことのできない人たちの過去の記事の再録は保存に値する。

 また、先に読んだ「フォトジャーナリスト13人の眼」http://bullerbyn.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/13-dbe8.htmlにもある、山本宗補氏が取材を続けてきた日本人の僧侶、佐々井秀嶺師が、インドで40年にわたりカーストを支えるヒンドゥーから仏教への改宗を実践してきた記事と写真も圧巻だ。

 「PLAYBOY創刊号」の発刊のことはよく覚えている。下校途中に通った喫茶店で、詰襟の男子が、顔のまん前に本を直角に立てこちら側に見えないように読んで?見ていた。皆のお喋りの輪に入らず、これ見よがしに。表紙は真っ黒で、中央にウサギの絵。その後、ウサギのTシャツが街に溢れた。

 あれから33年も経ったのかと感慨深い。明日11月25日が最終号の発売日だ。

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2008年11月23日 (日)

「上海タイフーン」 福田靖著

 田舎暮らしもしたいけれど、海外でも生活してみたくなった。言葉ができない私は、仕事をしながらの生活は無理なので、せめて1~2年のバカンス。  Photo_15  

 主人公の美鈴は、短気をおこして腹立ちまぎれに会社を辞めて上海に渡る。むろん甘くない。就職には失敗、住む所もない・・・挫折を繰り返しながらも、持ち前の強気でビジネスを成功させる。恋愛も成就するサクセスストーリーだ。 NHKのドラマが面白そうだったのに見逃したので読んでみた。(2008年講談社 ノベライズ塩坂佳子)

 2年近く前に上海へPhoto_6った。まず浦東空港の大きさに驚く。町までは時速400キロのリニアモーターカーが走り、高速道路にネオンや大きな看板。炸裂しているエネルギーは、この町に暮らすことを躊躇させる。 2010年に万博を控え、日本の高度経済成長期はきっとこんな風だったのだろう。しかし、町の中にも郊外にも古い町並みや明の時代の庭園が残り、新旧が融合している。日本の公害の歴史を反面教師に、文化や自然環境を守りつつ経済成長を遂げてほしいものだ。

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2008年11月20日 (木)

「田舎暮らしができる人できない人」 玉村豊男著

 定年退職したら、いやもう早期退職して田舎に住みたいなぁ・・・と思うことは、ままある。のんびりと日差しを浴びて新鮮な魚の食べられる海辺がいい。緑に囲まれ畑をつくり、遠くに山が見える晴耕雨読の生活を高原でするのもいい。とは思うものの、農業はしたことない、日曜大工も釣りもできない。近くにコンビニやファミレスもないかもしれない。別荘なら良いかもしれないが、生活はできるだろうか。

 玉村氏は東京から軽井沢で暮らしたあと、東部町で農業を始め、今ではワイナリーwineとレストランrestaurantを開いている。http://www.villadest.com/index.html  

 土のある暮らしとは、なんと豊かなことだろう。とりあえず家族が食べる分だけの野菜を作り、丁寧に料理する。農薬を使わないから皮まで食べられる。果物の木も植えたい。夏はハーブが生い茂るから、フレッシュティにして飲む。冬は干し柿でも作ろうか。Dscn0010

 そんな夢を描きながら、将来の人生設計を考える。どこに暮らすのがいいかなぁ~と、候補地に出かけてみるだけでもいい。もう少し考える時間、準備の時間はある。(2007年集英社新書)

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2008年11月15日 (土)

「風のガーデン」 倉本 總脚本

 生きることの意味を問い続ける「悩む力」のあとには、「どのように死を迎え、受け入れるか、そして最期の場所」を考える本を読んだ。今フジテレビ開局50周年記念ドラマとして放映中の脚本だ。http://wwwz.fujitv.co.jp/garden/index.html

 私は「北の国から」の特別編のときから、オンエア前にシナリオ本が発売になるので、読んでからドラマを見ている。先に脚本を読んでしまうことの是非はあるかもしれないが、読んだ印象とドラマの映像とが相まって、感動が深くなるように思う。

 倉本氏は「北の国から2002遺言」の頃から、老いていくことの意味、子どもや孫たちに何が残せるのかを書いてきているように思う。とりわけ家族の絆が主軸になっている。

 「風のガーデン」で、緒形拳は在宅医療の医者白鳥貞三を演じ、患者が住み慣れた家で家族に見守られて亡くなるのを診ている。倉本氏のドラマに必ず出てくる毅然とした頑固な、それでいて暖かい筋の通った老人だ。  

 息子の貞美役の中井貴一は癌に侵され死期が迫り、離れて暮らしていた父や子と再開し、最期は生家で息を引き取る。6年ぶりに帰った故郷の富良野では、同級生が歓迎会を開いてくれるが、それは貞美を佛にした生前葬であった。同級生たちは貞美の死期が近いことを知らず、弔辞を歓迎の言葉のかわりにしたことを、あとからひどく後悔し落ち込む。

 倉本氏自身も、「北の国から」のなかで、中畑和夫役の地井武男の実際の妻が癌で余命いくばくもないことを知らずに、役のうえでも妻を亡くすシナリオを書いたことが、このストーリーと重なった。

 孫の岳の愛犬が死んだときには、「悲しんではいけません。悲しむって言葉は愛しいという意味だ」と語る。「犬の死に泣き、花が命を終えかれるときには涙を流さない。どちらも同じ命」「死ぬってことは恐ろしいことじゃありません」 と諭す。岳の役の神木隆之介の演技が素晴らしい。http://wwwz.fujitv.co.jp/garden/interview/interview5.html080509

 そして、いったい貞三の作った花言葉はどれだけあるのだろう。http://wwwz.fujitv.co.jp/garden/fward/fwd_1.html どれも素敵で面白い。

 シナリオを読んだのはたぶん倉本氏の脚本が初めてで、すべて読んでいる。今後もテレビドラマの脚本を書き続けてほしいし、富良野塾は2010年で閉塾だが、そのあとの富良野GROUPの公演に期待したい。

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「ケニア紅茶」 Tobu Tea Club紅茶教室

 10月に引き続き紅茶教室に参加しました。 http://flat.ciao.jp/tobutea.html

 今日は世界の紅茶「アフリカ編」PhotoPhoto_3

 ケニアの紅茶生産量はインドに次いで世界第2位。輸出量は、国内消費の多いインドを抜いて世界一。日本にはあまり入ってきていないようですが、今日入れて頂いた紅茶は、アッサムより渋みがなく深い味わいで、ミルクティにすると一層味が引き立ち、チョコレートやクッキー、餡子の人形焼ともよく合いました。

 紅茶をいただいていると、からだがほーっとリラックスして、ゆったりした気分になり、とても贅沢な時間を過ごせました。 公園の紅葉もきれいでした。                             

 

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2008年11月14日 (金)

「どんまいマインド」 西村雅彦主演

 新国立劇場で、西村雅彦主演の舞台を観てきました。http://www.orega.net/index2/donmai.html    Fscn1083_2

 役者である西村氏が企画にもなっていました。彼がデザインしたTシャツも売っていて、舞台の面白 さといい、多彩ぶりが発揮されていました。ドリス・オレガコレクションの4作めですが、かぶり物というのは初めてのチャレンジだったのではないでしょうか? 笑ってしまいましたし、その早替えとお話の展開に飽きずに楽しむことのできるお芝居でした。 

Fscn1085_3 テレビで活躍されている西村さんですが、もともとは劇団「東京サンシャインボーズ」の出身。 「12人の優しい日本人」や「ショーマストゴーオン」「笑の大学」などを好演されてきたので、舞台はこれからも続けてほしいと思います。 中丸さんは声がとてもよく通っていました。松田美由紀さん、吉本美代子さんは若々しい動きと表情が素敵です。 金子さん、市川さん、脇さんなどの若い俳優さんの演技もチームワークがよく高い完成度で、これからの作品も楽しみです。

 偶然、私の斜め前の席に、TAKE2の深沢邦之さんがいらして、彼のブログにもこの舞台のことが書かれていました。http://ameblo.jp/fukasawa-kuniyuki/entry-10164434317.html#cbox

 

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「悩む力」  姜 尚中著

 答えのない問いに悩み続けることが悩む力であり、著者は夏目漱石とマックス・ウェーバーが、同じ時代を同じように悩み続けていたのではないかと書く。 「なぜ働くのか」「なぜ愛するのか」「なぜ生きているのか」、そして「私とは何者なのか」

 こうした問いを青臭いというのではなく、無垢なまでに意味を問いながら、青春的に老成していく力がとても大切なことであり、自我の成立は他者との「相互承認」のかなでしか成立しないと著者は言う。ここに共感した。

 私は「対話篇」のところで、『内省とか沈思黙考よりも対話の相手がある方が良い』と書いた。これと同じく姜氏も、他者と相互に承認しあわない一方的な自我はありえないという実感を持ち、他者からの社会的アテンション(承認のまなざし)によって成長していくと考えている。夏目とウェーバーを読み直すことで、本書をより深く理解できるだろう。

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2008年11月10日 (月)

「対話篇」 金城一紀著

「秋は後悔と記憶の季節。冬、春、夏と過ごしてきた中で犯したてきた過ちを後悔し、それを記憶する。そうすれば次の過ちが防げるし、それまでの過ちもなんらかの形で埋め合わせることができるかもしれない。そして、その記憶を胸に、来るべき厳しい冬に立ち向かう」「本当に愛する人ができたら、絶対にその人の手を離しては駄目だ。離したとたんに、その人は誰よりも遠くへ行ってしまう」clover(pp231-232新潮文庫2008年)

 1968年生まれの著者の短篇、「恋愛小説」「永遠の環」「花」の三話とも、登場人物は自分ともう一人だけ。ふたりの対話で物語がつくられている。私には「花」mapleが一番印象に残った。58歳の弁護士と25歳の僕。対話と旅を通して、弁護士は過去の記憶を、僕は命を取り戻していく。静かに静かに・・・night  内省とか沈思黙考という言葉があるが、やはり対話の相手がある方が良い。

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2008年11月 8日 (土)

「深夜特急1 香港・マカオ」 沢木耕太郎著

 うっかりミステリィーだと勘違いしていたら、大違い。自身が26歳で始めた香港からロンドンまでの大陸横断の旅紀行だった。(新潮文庫1994年)

 ぐいぐいと読み進めてしまう旅行記に出会うことは稀だ。地理や文化など、その地の情報を持っていないと理解できない内容が多いからか、ひとりよがりの日記のようだからか、引き込まれることが殆どない。

 ところがこの作品は、氏が旅から10年以上も経ってから書いたためなのか、香港マカオに何の知識がなくとも、その地の匂いや人々の表情、建物の作りや風景が見えてくる。さらに、沢木氏が見たもの聞いたもの食べたものを、一緒に味わっている気分になる。とりわけ、マカオでの賭博にはハラハラさせられた。これは旅の続きを読まずにいられない。

 奇しくも、平行して読んでいた「父の詫び状」の文庫版解説を、沢木氏が書いていた。

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「父の詫び状」 向田邦子著

 NHKアーカイブスで1986年のドラマの再放送を見て読んでみた。向田邦子氏の脚本ではなく、初めて書いた自伝的エッセイがドラマ化されたものだ。

 向田脚本のテレビドラマは、かつて見ていた覚えがある。「あ、うん」「阿修羅のごとく」「冬の運動会」・・・子どもの頃だったので難しそうでよくわからなかった。1981年に飛行機事故で突然に亡くなり、大きなニュースになったことは印象に残っている。

 その寿命がわかっていたのではないかと思わせるような自伝である。微にいり細にいり、家族の日常を丁寧に描いている。記憶力が良いのだろうか?と言うより、向田氏の感性が、何気ない生活から自らの人間性をかたちづくってきたことがわかる内容だ。古き良き、しかし戦火のなかでの昭和が描かれている作品でもある。(文春文庫2006年)

http://www.jissen.ac.jp/library/mukoda/index.htm

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