「さまよう刃」 寺尾聰主演
昨年10月に原作を読み、このブログにアップした http://bullerbyn.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/post-3091.html 東野圭吾原作の映画「さまよう刃」を観てきました。 原作者が「この難しい内容を映画化
したスタッフや役者の皆さんに敬意を表します」とコメントしています。同感です。テーマ性があるうえに人の苦悩や心の機微を描いた社会派映画と言っても良いのかもしれません。
ただ私は、この映画から少年法について、とりわけ厳罰化を求める方向へ導くことへは違和感を覚えます。そもそもフィクションであるし、法や制度と相容れない不条理こそが、文学の世界であると考えているので、それぞれが観た人の感じ方でよいと思います。
映画での、寺尾聰さんの演技は無論のこと、山谷初男さんが素晴らしかったです。竹之内豊さん演じる織部刑事の苦悩は原作本のように、もっと深く描いてほしかったのですが、編集でカットせざるを得なかったのかもしれません。それでも、伊東四朗さん、酒井美紀さん、主人公に関わるすべての人が、不条理と正義のはざまで苦悩する姿が画面から伝わってきた意義ある映画でした。http://yaiba.goo.ne.jp/index.html
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私は普通に星占い
ベストセラーを読んでみました。mmm・・・ 文章は読みやすいのですが、内容は難解?・・・私なりの理解で構わないと思って、どんどん読み進めました。著者は、「アンダーグランド」を書いてから、作風が変わってきているのではないかと考えます。現代的な社会問題を小説化して、「何か」を伝えようとしているように思います。その「何か?」は、9月17日の毎日新聞文化面にかなり大きく載っていた書評と作者へのインタビューに、納得できました。1984年と1Q84年、あちら側の世界とこちら側の二重の世界、前掲の芝居「夏の穴」にも通じるものを感じました。来年夏に第三部の出版を目指し、現在BOOK3の執筆中とのことです。( 2009年新潮社)
